2021-06-03
新型コロナウィルス感染拡大の影響で緊張が続く日常に安らぎを求めようと、絵本を手に取る大人が増えているようです。
子どもの頃、好きだった絵本のことを思い出したりしませんか？
絵本の素晴らしさを子どもの時の思い出に閉じ込めてしまうのは勿体ない話
です。人生経験を積み大人になった目線で、子どもの頃とは少し違った感じ方で、
もう一度読み返してみるのも楽しいかもしれません。
また、最近では、大人向けの絵本もたくさん出版されています。絵が細密で
リアリティなものや、深く掘り下げられたテーマのものなど様々です。こうした
新しい絵本との出逢い、そして、絵本の中の美しい挿絵や空想の世界を楽しんで
みてはいかがでしょうか。
長門市立図書館では、本館の絵本コーナーに、絵本の蔵書約２３，０００冊の中から６，３００冊ほどの絵本を選んで配架しています。
この中には、市内在住のイラストレーター・尾崎眞吾さんが作画を担当した絵本
『チューインガムはかせとガムかむマン』や『ぴっぴのあしあと』など１１冊も
含まれています。
また、先日９１歳で亡くなられた世界的な絵本作家・エリック・カールさんを
偲び、「ありがとうエリック・カール」コーナーを設けています。
代表作『はらぺこあおむし』をはじめ、色彩の魔術師といわれたエリック・カール
さんが残した絵本の世界をあらためて楽しんでください。