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2018-3-21

 3月21日(水)春分の日に読み聞かせ師でもあり絵本作家でもある『聞かせ屋。けいたろう』さんをお招きして、午前中におはなし会・午後からは読み聞かせの際のテクニックについてお話していただきました。
 プロフィール:夜の路上で大人に絵本を読み始めた、聞かせ屋。延べ4ヶ月の渡米公演を経て、読み聞かせ、絵本講座、保育者研修会で日本全国を駆け抜けている。絵本作家として、絵本の文章も担当。

 まずは午前のおはなし会。  まずは場を盛り上げるために歌に合わせて手を動かす、手遊び!歌はけいたろうさんがウクレレを演奏しながら歌われました。しかもタップダンス付き!

 そして、いざお話が始まると皆さんお話に夢中になられて、歌の絵本の時には一緒に歌ったり、手遊びの絵本の時には合わせて手を動かしたりと、子どもだけでなく一緒に来られていたご家族の方も楽しそうに絵本の世界に入り込んでいました。
 絵本と絵本の合間にも歌や手遊びがあり、時にはお客さんの中に入って行って歌われる場面もw

 おはなし会の後には会場に並べてある絵本を読んだり、けいたろうさんにサインをいただいたりと最後の最後まで満喫されていました。

 帰られる際にお子さんが「あの絵本欲しい!」とご家族の方と話をされていたり、すぐ帰るのではなく館内で絵本を読んでいる姿がみられたりと、とても楽しんで頂けたお話会となりました。

続きまして午後からは読み聞かせのテクニック等に関する講座です。

 まずは導入となる手遊びと読み聞かせを実演されました。参加された方も楽しそうな様子でした。

 解説をしながらの読み聞かせや、参加者に実際に体験してもらいながらテクニックを解説されていました。
 テクニック以外にも、聞かせ屋。を始めた切っ掛けや、夜の路上での読み聞かせ中のエピソード。絵本の選び方に、絵本作家としての経験から絵本が出来るまでのお話。ちょっと変わった絵本やアメリカの本の紹介など様々なお話をしていただきました。

 オススメの絵本や紹介のあった絵本。珍しい物では、絵本を出版社に持ち込む際に作るダミー本なども展示してありました。

 午後の部でも講座が終わった後にサイン会!午前でもそうでしたが、ひとりひとり丁寧にサインされしっかり握手もされていました。  参考になるテクニックのお話だけでなく、けいたろうさんが体験された面白いお話や、普段は聞くことが無いようなお話が聞けて、とても楽しい時間となりました。

2018-3-18

 3月18日(日)しあわせ動物写真家の福田幸広さんと野生動物撮影コーディネーターのゆうきえつこさん著作の山口市内で撮影されたアナグマの写真集『アナグマはクマではありません』の出版にちなみ、スライドトークショー『ぼくらはみんな生きている』をお二人をお招きし開催しました。
 小さな子からご年配の方まで幅広い年齢層の方々がご参加くださいました。

 トークショーは美しい写真や動画を映しながら、動物の生態や撮影方法を撮影の際の面白い出来事を交え、時には動物の鳴き声で何の動物か当ててもらうクイズなどもしながらお話してくださいました。
 この写真ではよく見えませんが、スクリーンの横にあるホワイトボードに映しているのは、本日の主役でもあるアナグマの山口市内にある巣のライブ映像。現在は山口市内に拠点となる家を借りてアナグマの撮影をされているそうです。

 左の写真はニホンザルを撮影しに行った際に何故か野生の猿が側に寄って来た時の一枚。その時福田さんが休憩していた側にある木がこの猿の昼寝場所だったようで、退いて欲しいとでも言うかのように側に寄って来たらしいですw(何故か威嚇されたり、猿が回り込んで木に登ったりはしなかったようです。)
 他にもリスやペンギン等の有名な動物からドールシープやクオッカと言った珍しい動物の写真やお話もありました。(クオッカはあの有名なピカチュウのモデルになった動物とも言われているそうです!?)

 質問コーナーでは、『危ない目にあったことは?』や『長門にもアナグマっているんですか?』等と言った質問があり、子どもからの質問で『象って草に隠れる時どうするの?』など福田さんも答えに詰まる一幕もw  トークショーの後にはサイン会を行い、盛況のうちに幕を閉じました。

おまけ
 福田さんによると、アナグマはたぬきと見間違えられているという事が多いらしいので、もしかしたら皆さんもアナグマを見たことがあるかもしれませんね。